防災の日
2021年3月25日
夜間を想定した避難訓練を行いました。
うちは養護老人ホームなので、職員の少ない夜間は「自分の命は自分で守る」が基本。
同じ棟の方同士声をかけ合いながら、全員が安全に避難できるように訓練します。
今回は「夜間に3棟煮炊きコーナーより火が出て初期消火失敗→避難」の流れでしたが、「夜間想定なので、お部屋で寝てお待ちください」とアナウンスしたはずなのに、火災報知器が鳴る前に非常持出袋を背負って廊下で待機される予知能力のある方や、火の中を通過して避難される方もいて・・・ちょっとそこは意識改革が必要なようです。
避難訓練の後は、今年度入職した職員を対象に、消火器の取り扱いについての講習会を行っていただきました。
火からの距離についてなど教えていただいた後は、実際に消火器(中はお水です)を使用して実践。
水が飛び出す勢いにびっくりしながらも、無事消火(?)完了。「消火器の場所をしっかり把握して、いざという時にさっと動けるようにしておきます!」と頼もしい言葉を聞けました。
保存してあった非常食の入れ替えのため、この「防災の日」に合わせて「防災食を食べてみよう」ということで、昼食は災害時用のカレー。レトルトパックの中にルーとご飯が入っており、そのまま食べられるものでしたが、今日は非常時ではないため・・・災害時用白飯も用意し、通常のカレーのようにして召し上がっていただきました。
今は昔と違って、非常食と言ってもとてもおいしく、入所者も「言われな分からんわぁ」とのこと。
食事のことだけに限らず、災害に「備える」ということがとっても大切。
でも、できればこういうものは使用せずに生活できたらいいですね・・・。